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これから起業する方必見!1年目で軌道に乗せるための資金繰り方法とは

公開日:2022/03/15  最終更新日:2022/05/18

起業

これから起業をする方にとって、心配なことはたくさんあるでしょう。とくに、お金の問題については、不安や疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。今回はそんな方のために、1年目で軌道に乗せるための資金繰り方法についてご紹介をしていきます。できるだけ早く事業を軌道に乗せたいと希望している方は、ぜひ参考にしてみてください。

まずは収支と利益の違いを理解しよう

これから事業を始める方がそれを成功させるためには、起業後の1年をどう乗り切っていくかが大変重要なポイントとなってきます。もちろん資金繰りも大きく関わってくるので、しっかりと考えておく必要があるでしょう。

そのためにはまず、収支と利益の違いを理解しておくことが求められます。収支と利益は近い金額になることもありますが、内容が異なるもので、決してイコールでつながるものではないのです。ここではこの違いについて、詳しくみていくことにしましょう。

収支とは、収入から支出を差し引いたもののことを指します。一方利益とは、収益から費用を差し引いたもののことです。収支については現金の出入りがあったときに発生し、利益については取引があったときに発生するのが特徴です。つまり、収支を計算するときには、売上や仕入れ代金が別の月になるということもあるのです。

そして、利益を計算するときには、売上や仕入れ代金をその事実が発生した時点で認識する、ということになります。このような違いがあるため、売上の入金が当月、仕入れ代金の支払いが翌月、などとなった場合、収支の金額と利益の金額は同じにはなりません。

反対に仕入れ代金の支払いが当月、売上の入金が翌月、などとなった場合には、売上があるにも関わらず支払いに困るということにもなってしまうのです。また、借入時にも大きな違いが発生します。借り入れをしたお金については利益ではないためです。同様に、設備など資産を購入したときにも大きな違いが出ることでしょう。

利益の計算において費用にできるのは購入時一括ではなく資産の耐用年数に応じた減価償却費部分だけとなるためです。このように、収支と利益をそれぞれきちんと把握しておかなければ、さまざまな判断に影響をきたすことが考えられます。

お金がどれくらい残っているのか知るためには収支をみなければなりませんし、事業で儲けを出せているのか知ったり事業の方向性を検討したりするためには利益をみなければならないためです。

起業をしてから混乱するようなことになっては大変ですから「初めての起業で自信がない…」という方などは、事前準備としてこのあたりの知識もしっかりつけておくようにするのがいいでしょう。

具体的な数値を見える化して融資の計画を立てよう

起業をするときには、創業融資を受けることを検討する方も多いでしょう。事業を成功させたいなら、この検討についても慎重に行う必要があります。創業融資の申し込みをする際には、希望する融資額を伝えなければならないためです。

このときには、数か月分の運転資金や資金繰りなども、しっかりと考慮しておく必要があります。具体的な数値についてはできるだけ可視化した上で、計画を立てるように心がけましょう。なぜなら、創業融資を受けた直後に追加融資を受けることは、非常に厳しいためです。

この事実については、創業融資の返済のことを考えれば容易に想像ができますよね。「どうにも資金繰りができなくて…」などの理由では聞き入れられないことが多いので、創業融資の時点で金額はしっかりと考えておくようにしましょう。

もちろん、事業計画や信用情報などによっては、希望額どおりの融資を受けられない可能性もあります。因みに、創業融資に関してそのほかにも疑問や困りごとがあるなら、専門のサポート会社に依頼をするのも有効です。

融資額については、事業計画書や収支計画書の完成度、書き方で大きく異なることもあります。「自分1人で対応する自信がない!」という方や「できるだけスムーズに創業融資を受けられるようにしたい!」という方にとっては、検討も有意義なものになるのではないでしょうか。

起業前から起業後まで頼ることができるサポート会社もさまざまに存在しているので、検討の際にはぜひ自分の希望に寄り添ってもらえるところを探すようにしてくださいね。

事業を軌道に乗せるには

起業をすれば、できるだけ早く軌道に乗せたいという希望も出てくることでしょう。それを叶えるためには、事前の準備が大切になってきます。ここでは最後に、事業を軌道に乗せるために必要な事前準備についても、確認しておくことにいたしましょう。

まず大切になることが、お金の問題についてしっかりと考えておくことです。この点については、すでに認識している方も多いかもしれません。前述した創業融資の希望額についても大切ですが、計画的に自己資金を貯めておくことも重要です。

自己資金はある程度用意しておかなければ創業融資を受けられませんし、創業に向けて努力してきたというアピールポイントにもなるのできちんと準備をしておきましょう。創業融資の審査においては通帳などもチェックされるので、力を入れて管理もしておきたいですね。

次に大切なものとしては、見込み客についての準備も挙げることができます。見込み客を事前に確保しておくことができれば、事業の軌道にもいい影響が出ることでしょう。もちろん、仕事面で迷惑をかけるようなことがあってはいけませんが、創業を意識した活動は有効です。

また、どのように宣伝活動を行っていくかなどについても、考えておくのがおすすめといえます。魅力的なキャッチコピーなどはなかなかすぐに思いつけるものではありませんから、創業に向けてイメージを膨らませておくといいのではないでしょうか。

もちろん、お客さん以外の人との人脈も重要になります。経営には疑問や悩みがつきものともいえるので、解消に向けて相談ができる先輩などがいれば安心もできます。セミナーや交流会などに積極的に参加して、さまざまな業種の人脈を作っておけば、大きな財産となることが予想されますよ。

当然、人材の確保も重要な問題になります。創業までに人材を揃えておかないと始められないという業種も、多くあることでしょう。そのような場合は募集の時間も考慮し、必要な場合は人脈を頼るなどして人材を確保しなければなりません。人手不足が騒がれている昨今ですから、募集をするときには魅力的な時間を設定するなどして工夫をすることも忘れないようにしましょう。

その上で、ライバル企業に関しても調査をしておくと、商品やサービスをブラッシュアップするのに役立ちます。ライバル企業はネットなどを駆使して広くとらえ、事前に価格やラインナップなど特徴を調べておくのです。近隣のライバル企業については特徴を調べ、実際に店舗を訪れたりもして分析しておくと、自分のビジネスにも役立てることができるのではないでしょうか。

このような準備をしておけば、創業のスタートもよい状態で切れることが予想されます。ぜひみなさんも事前準備を怠らず、理想どおりの起業に向けて動いて行ってくださいね。

 

事業を軌道に乗せるための資金繰り方法について、理解が深められたことと思います。自分がこれから行わなければならないことについても、見当がついたという方が多いのではないでしょうか。実際に創業融資を受けるときには、専門のサポート会社に依頼をするのも効果的です。サポートをお願いできる会社はさまざまに存在しているので、特徴はしっかりと比較をしてください。その上で、自分に合うところを選択するようにしましょう。

 

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